Midjourney

【初心者でも簡単】Midjourney(ミッドジャーニー)の始め方〜登録から使い方まで徹底解説〜

こんにちは。

本日はこちらのWebサイトにお越しいただき、ありがとうございます。

このブログは、生成AIの世界にハマっている私が、生成AIは自分とは関係ないと思っている友人に、生成AIの魅力をわかりやすく面白く伝えるために立ち上げました。

Midjourney(ミッドジャーニー)って知ってる?
このブログでちょこちょこ出てくるから、名前は知っているよ。
学んでいるAIの講座で、Midjourneyについて習ったよ。Midjourneyは画像を生成できるAIツールのことなの。

思い通りに作成するのは、難しいんだけど頑張ってうまく作れるようになりたいと思ってるよ!

楽しみだね♡

Midjourney(ミッドジャーニー)は日本語対応されていません。そのため、ChatGPT(チャットGPT)などに比べると、パソコン苦手&英語苦手な人には、少しハードル高めの画像生成AIになります。

でも、ここで避けたらもったいないです。Midjourneyで生成される画像のクオリティはChatGPT(DALL-E3)などの画像生成AIとは一味違います
と言いつつも私も初心者から勉強していますので、このブログで、一緒に学んでいきましょう!

こんな人に読んでほしい記事です
  • パソコンは苦手だけど、AIで画像を作ってみたい方
  • 絵心はないけど、かっこいいイラストを描いてみたい方
  • 正直、英語が苦手な方(私と一緒)
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画像生成AI「Midjourney(ミッドジャーニー)」とは

Midjourneyの基礎知識

Midjourney(ミッドジャーニー)はテキストから画像を作成するAIです。アメリカにある同名の研究所によって開発されました。以前は無料版もあったのですが、悪用されることが増えたため、有料のみとなっています。(残念)

生成AIの歴史記事でも書いていますが、ChatGPTより先の2022年夏に発表となって話題になっていました。でも、その頃のクオリティはそれほどでもなかったので、デザイナーの友人が安心していたのをうっすら覚えています。(今のクオリティだと、どう思っているのかな)

Midjourneyの仕組み

ChatGPTの画像生成ツールDALL-E3(ダリスリー)と同じでテキスト入力により画像を出力するツールです。大きく2点違うのが、①「Discord(ディスコード)」というコミュニティツール内で作成する。②指示は英語のみというところです。

  1. 「Discord」というコミュニティツール内で作成
  2.  指示は英語のみ

Discord(ディスコード)ってなに?

もともとはゲーマー向けのコミュニケーションツールとして注目されていたDiscordですが、ビデオ通話やライブ配信などリアルに繋がりながら作業ができるということもあって、今ではビジネスシーンやゲーム以外の趣味で活用されることも珍しくありません。

Midjourneyはこの仕組みの中で作業をするようになっています。慣れないと画面がわかりにくいので、初心者には辛いところなのですが、使う機能だけわかってしまえば、そんなに難しくないので安心して下さい。

Midjourneyで生成した画像は商用利用できる?

結論:今は全て有料プランなので、「Midjourney」で生成した画像は商用利用可能です。

Midjourneyを商用利用する際の注意点

Midjourneyは商用利用可能としていますが、Midjourneyに責任は依存しないでくださいと書かれています。そのため、利用にあたっては自己責任です。

  • ⚪︎⚪︎風の画像は商用利用しない。
    具体的な著作者や作品名を入れることで、Midjourneyはかなり似せた画像を作成可能です。ただし、著作権違反になる恐れがあるので商用利用は避けた方が良いです。
  • 生成AI利用を禁止しているサービスは使わない
    みえないコードが埋め込まれていたり、生成におかしな箇所があったりと、専門家が見るとかなりの確率でバレるようです。
  • 生成した画像をそのまま使用しない
    酷似した画像が他の人用にも作られる可能性があります。

画像生成AI作品の活用事例

画像生成AIは様々な業界で活用されており、以下のような活用事例が挙げられます。

  • サイトの画像やバナー広告の制作に画像生成AIを活用。
  • 画像生成AIの弱点を活かした不気味な画像を使用。
  • 新商品の企画段階でアイデア出しに画像生成AIを活用。
  • 商品パッケージのデザインに画像生成AIを活用。
  • 建築の外観イメージや内装のデザインに画像生成AIを活用。
  • 不動産物件の内覧用に仮想空間の画像を生成。
  • 車載カメラ映像から交通状況の説明文を自動生成する技術を開発。
  • ソフトウェア開発の効率化を支援。

Midjourneyの4つの料金プラン

https://shinjidainotobira.com/midjourney-start/

Midjourneyは4つの料金プランを提供しており、使い方や予算に合わせて選ぶことができます。

「まずは試してみたい」という方には、一番下の「Basic Plan一番下のプランでも約200枚の画像が生成できます。

Midjourneyには以下の4つの有料プランがあります。(個人利用)

プラン 価格
(月額)
GPU ステルスモード 同時実行 リラックモード
Basic $10 約200枚(3.3時間) 3
Standard $30 リラックスモードなら無制限(15時間) 3 ⚪︎
Pro $60 リラックスモードなら無制限(30時間) ⚪︎ Fast:12
Relax:最大3枚
⚪︎
Mega $120 無制限(60時間) ⚪︎ Fast:12
Relax:最大3枚
⚪︎

月額料金・年額料金

Basic Planの場合は、月額料金が10ドルなので、今の為替だと約1,500円です。年額料金にすると20%お得になります。

最初は月額で使ってみて、使える!となってから年額に切り替えるのがおすすめ。切り替えは簡単です。10ドルでこれだけ楽しめるなら悪くない出費。

GPU timeとは

Midjourneyは、どんなプランを選んでも、基本は『Fast GPU』と言われる状態で動きます。この状態の時はスピーディーな画像生成が行えます。

もう一つの状態が『Relax(リラックス) GPU』と呼ばれるものです。

Standard Plan以降のプランで利用可能です。Relaxという名前の通り、この状態の時の生成速度は遅いです。

Basic Planでは、1ヶ月あたり3時間の間だけ『Fast GPU』で動き、それ以降は画像生成ができなくなります。1枚の生成に約1分がかかるとして、大体200枚くらい生成すると、使用できなくなってしまいます。

ステルスモードとは

自分の使ったプロンプトを完全に非公開にできます。生成に絶対に誰にもみられたくない場合は、こちらのプランを選びましょう。

自分専用のサーバー上で作成するという裏技があるのですが、クローズドな場で作っていてもWebサイトギャラリーに表示されることがあります。そのため、完全に非公開にするためにはPro以上のプランに入る必要があります

同時に実行できるプロンプトの数

同時に作成を行うことができるプロンプトの数です。初心者には関係なさそうですね。

利用状況を確認(覚えておくと便利なコマンド)/info

Discordで、/infoと入れると、利用状況が出てきます。

月の後半になると、後どれくらいだったかな?と気になるので、このコマンドは覚えておくと便利です。

Midjourneyの登録方法!

前置きが長くなっちゃいましたが、いよいよ登録開始です!

「Midjourney」は、チャットアプリである「Discord」のコミュニティに参加して、画像生成AIとチャットすることで利用することができるインターフェースになっています。

言っている意味がわかんない・・・
順番に登録していけば、意味は気にしなくて大丈夫!

STEP0 “英語が苦手な人用”のおすすめ機能3選

Midjourneyは、現時点(2024年4月)では日本語対応していません。公式サイトが英語表記であることはもちろん、画像を生成する際のプロンプトも英語で書く必要があります。

英語に自信のない人が、登録する前に怯まないで進むための、おすすめの方法があるのでいくつか紹介します。

① Googleの拡張機能 DeepL翻訳 を追加する

翻訳したい文字を選択して、右クリックすると翻訳ツールが出てくるようになります!

② Google Chromeの日本語に翻訳する

Midjourneyの公式サイトのように、全文英語の場合、右クリック(Macの場合指2本タップ)で日本語に翻訳が選択できるようになります。これで、ページ全体が日本語表記になります。

③ ChatGPTで翻訳してもらう

指示したい内容を日本語でChatGPTに打ち込んで、英語のプロンプトにしてもらってから、Midjourneyに貼ります。無料版のChatGPT3.5でOK!

(例)
質問:犬と公園でボール遊びをしている男の子を英語のプロンプトにして

ChatGPTの回答:A boy playing ball with a dog at the park.

生成AI関連のツールは英語のみのことが多いので、私は②のページ全体を日本語に翻訳しちゃう機能をよく使ってます♪

STEP1 Discordの準備

まずDiscordのサイトにアクセスして、アカウントを作成しましょう。サイトにアクセスしたら、右上の「Login(ログイン)」をクリックします。

DiscordはGoogleChromeやSafariなどのブラウザでも利用できますが、WindowsやMac、スマホ向けのアプリもあります。

アカウント情報を入力→ロボットでないことを確認したら→メールで認証→Discordで開くをクリックすると下記の画面が出てきます。

STEP2 Midjourneyのサイトにアクセスし招待を受ける

Midjourneyのサイトにアクセスします。サイト右下にある「Join the Beta」をクリックします。

画面が切り替わったら、「招待を受ける」をクリックします。

ヨットのアイコンが目印のMidjourneyのチャット画面が表示されたら、サーバーへの参加が完了です。

STEP3 チャットルームに参加する

難しいことはあまり考えず(私もよくわかっていないです笑)

newbies-XXX と書いてあるどれかをクリックします。

これで、チャットルームに入れました。(誰かが作成しているので、右側の画面はどんどん変わっていきます。)

STEP4 有料プランへの移行方法

この部分に、/subscribeと入力します。(/su で推測されて出てくるのでクリックでもOK)

Manage Accountを選んで

サイトを見る」をクリック(一旦、Discordを退出します)

金額表が出てくるので、年額か月額かを選びます。
英語が苦手な人は、上記で説明した ② Google Chromeの日本語に翻訳するで日本語にして確認すると良いですよ。

あとは、支払い方法を入力して、「申し込む」をクリックします。
実は$10じゃなく、消費税込みで$11ドルです。

お疲れ様でした!!これでMidjourneyを使えるようになりました

STEP5 プロンプトを入力して画像を作成する

せっかく、ここまで来たので、一枚作ってみましょう!

下記の順番で

  1. Discordアプリかブラウザを立ち上げます。(Midjourneyが勝手に開きます)
  2. 「newbies-XXX」のどれかをクリックしてチャットルームに入ります。
  3. /imagine(イマジン)と入力します。(/imだけでも候補が出ますよ)
  4. prompt と自動的に入るので、そのまま続けて「cute dog with hat」(帽子を被った犬)と入力してみて下さい。

利用規約に同意して、作成

イメージを生成する前に、Midjourney Bot は利用規約に同意するよう求めます。イメージの作成を続行するには、これらの条件に同意する必要があります。

利用規約を同意(Accept ToSをクリック)すると、このように帽子を被った、かわいい?犬の画像が4種類生成されました。

すごいリアルな画像!!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私が最初に悩んだ点などを踏まえて、かなり細かく説明してあるので、読み飛ばさなければ間違いなくMidjourneyを始めることができるはず。

実は私が最初に生成したのも、「cute dog with hat」(帽子を被った犬)でした。私の場合はトイプードルが出てきました。生成AIなので色々出ますね

でも実は、この生成AIだから思ったように画像を出力できない!という問題をMidjourneyはプロンプトなどを改良して、どんどん解決していっているらしいです今では画像を固定して同じキャラクター画像で作成することができるとか。

次は、最初につまづきやすい、画面の見方や使い方について、一緒に学んでいきましょう!

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