この記事では、Midjourney(ミッドジャーニー)で生成する画像を希望のサイズに指定する方法につい、初心者向けにわかりやすく説明します。
- 画像サイズを適切に指定できるようになりたい。
- 2種類のサイズ指定方法を知りたい。
【生成前に設定する方法】–aspect -ar
効果 | 画像の縦横比を設定 |
---|---|
値の範囲 | 4:5,2:3,4:7(縦長)・1:1(正方形)・5:4,3:2,7:4(横長) |
デフォルト | –ar 1:1(正方形) |
入力例 | –aspect 2:3 –ar 2:3 |
(参考)Midjourneyのパラメーターについて
引用:Midjourney公式ページより
Midjourneyのプロンプトは3つの構造に分かれています。
この記事で説明する「Parameters(パラメーター)」は、上記の図のオレンジ部分についてです。
- パラメータは画像の生成方法を変更します。アスペクト比(サイズのこと)、モデル(バージョン、アニメ風など)、アップスケーラー(拡大)などを変更できます。
- パラメータはプロンプトの最後に記述されます。
- パラメーターは複数記載することができます。
- 「二重ハイフン— パラメーター」で記載します。
Macの場合は「二重ハイフン—」で記載しても全角ダッシュに自動的に変換されることがあります。
書き方例 ( アスペクトとカオスの場合)
/imagine prompt:1 girl ,smile, long hair –c –aspect 2:3
主なアスペクト比
1 : 1(デフォルトはこのサイズ)正方形
SNSの投稿写真などに多く見られ、ウェブサイトやSNSのプロフィール写真でも推奨されることの多い比率です。
3 : 2 or 2 : 3 横長 または 縦長の画像
人間の視野に近いとされ、デジタル一眼レフカメラなどでよく使われています。
写真プリントの標準サイズであるLサイズ(L判)に近い比率。
4 : 3 or 3 : 4 横長 または 縦長の画像
スマホやコンパクトデジタルカメラの標準的な比率で、ほとんどのスマホでデフォルトに設定されています。
5 : 4 or 4 : 5 中判カメラのフィルムサイズ
記念写真のプリントなどでよく使われています。
16 : 9 かなりワイドな画像
動画の撮影の際によく用いられます。YouTubeに投稿されている動画も、ほとんどがこのアスペクト比です。
Instagramのストーリーズもこのサイズ。
【生成後に変更する方法】ボタンの Custom zoom を使用
手順
生成した画像のうち一つをアップスケール
Custum Zoomを選択
赤字の部分がアスペクト比なので、好みのサイズに変更して送信。
以下のように縦長(3:4)の画像に変更されます。
不足していた、腕の部分が追加で生成されています。
この他のMidjourneyのボタンについては、下記の記事を参照ください。
まとめ
このパラメーターを使うと、生成前にサイズを指定することができます。
Midjourneyは後からサイズ変更も可能ですが、生成枚数の残量が減ってしまいます。
なので、できるだけ事前に作成サイズを設定するようにしましょう。
Midjourney公式発表の全パラメーターをまとめました。他のパラメータについて知りたい場合はこちらを参考にして下さい。