WEBマーケティング

【純資産10億円】イングリッシュおさるのYouTube冒頭部分の戦略を徹底解説

今回の投稿はAIとは少し離れて、私が行っているWEBマーケティング講座の学びの投稿になります。

来月以降、YouTubeのスキルを学ぶことになりました。いよいよ動画編集。正直、不安も大きいです。

何しろ私はYouTubeは見る専門。動画撮影も動画の編集も行ったことないので、残り半月の間に「YouTube台本の構成について」、「撮影ポイント」、「編集ポイント」についてを勉強していくことにしました。

「イングリッシュおさる」さんの動画を徹底的に分析

イングリッシュおさるさん、「イングリッシュ」と書いてあるとおり、英会話に特化した数々の動画を突破するような動画を送り出した方として有名な方です。

動画時間は1時間越えのものが多く存在し、しかも再生回数は100万回越え(多いものは300万越え)という驚異的な人気動画の配信者です。

president onlineの記事にも書いてありましたが、おさるさんは得意の英語を活かして海外のSNSマーケティングをいち早く取り入れて実践したとのことです。

つまり、「イングリッシュおさる」さんの動画には、マーケティングの基本要素が多く使われているということです。

徹底的に分析することで、今後YouTube台本を作成するにあたり活かしていくことにしました。

この投稿では、まずは動画の「冒頭部分」に注目し、詳しくみていきます。

こんな人に見てほしい投稿です
  • イングリッシュ おさるさんのYouTube動画が好き
  • WEBマーケティングに興味がある
  • YouTube台本を作ってみたい

「イングリッシュおさる」さんとは?

最初にイングリッシュおさるさんという人物について説明します。

主にこちらの英語講師ベルさんの記事を参考にさせていただきました。

人物像:経歴・活動内容

経歴

  • 本名は本田直久
  • 元英語教師
  • 株式会社LECの代表を務める
  • 留学経験はない状態で、大学に入ってから英語の学習を開始し、6ヶ月でTOEIC900点、その後3ヶ月で英会話習得、2ヶ月で英検1級・英検1級語彙セレクション満点・英単語検定1級などを取得

活動内容

  • YouTube登録者数は43.7万人(2024.6現在)
  • YouTubeに加え、英語学習ブログやSNSでも英語学習コンテンツを発信している
  • 視覚的で分かりやすい図解を用いた解説が特徴
  • オンライン英語スクールも運営している
  • 「マーケターおさる」と言う別の顔も持っている

評判

  • 一見怪しげな見た目だが、英語レベルが高く質の高い英語教育を行っている。
  • 元英語教師ならではの学習者目線の解説が好評。
  • 無料でも有益な情報を多数発信しており、参考になると評判が良い。

 

怪しげですよね。正直私も最初は「怪しい」と思ってしまいました。すみません。でも、このさるのお面のインパクトはマーケティング戦略としても一役買っているようです。

YouTube台本の基本のフレームワーク「PASTORフォーミュラ」とは?

マーケターおさるさんとしての動画の中でも、おさるさんは、「YouTubeは台本が絶対必要」と言っていました。

そんなおさるさんの動画でほぼ必ず使われているのが、基本のフレームワーク「PASTOR(パスター)フォーミュラ」です。

pastorとは元々「羊飼い」と言う意味があります。つまり迷える羊(お客様)を理想の場所へ導く存在ということです

「PASTOR(パスター)フォーミュラは視聴者の動画への興味を高めて、離脱率を減らす効果があります

フレームワークとは:物事を考えたり解決したりする際の「枠組み」や「骨格」のことを指します。 ビジネスの世界では、課題を整理したり分析したり、新しいアイデアを出したりするときに役立つ思考ツールとして活用されています。

PASTOR(パスター)フォーミュラは以下の要素で構成されています。

P:Problem(問題)

まずはユーザーの悩みを深掘りし、「こんなことに困っていませんか?」と悩みに寄り添い、問題点を明確にしていく

A:Amplify(強調)

「自分も実はそうだった」「同じことに悩んでいた」という話を書くことで、お客様の共感を引き出し、親近感や信頼感を高めていきます。

S:Solution(解決策)

具体的な「解決策」を提示

T:Testimony(証明)

解決後の未来など「自分以外の他人」が解決策を試したときの感想や証言自身の実績を示す

O:Offer(提案)

商品や価格などを提案する。

R:Response(行動)

お客様が購入に向けてレスポンス(行動)を起こすような、行動を促すメッセージを与える。

つまりPASTORフォーミュラでは、お客様の共感を得ながら自然な流れで商品購入へとつなげることができます。

イングリッシュおさるさんの動画での使われ方

イングリッシュおさるさんは、自身の動画でこのpastorフォーミュラを使用しています。

具体的にどのように使われているのか、動画を分析し、確認していきます。

P:Problem(問題)

ここでさらに皆さんに質問です。皆さんが英語ができない理由はなんだと思いますか?

  • 基礎的な単語を知らないから
  • 英語学習法を知らないから

「英語ができない理由は何?」と質問をすることで、問題提起をしています。

A:Amplify(強調)

この中学英語が理解できないという問題を放置しておくと、英語そのものを勉強しても全てが無駄になります。

皆さんの貴重な学習時間を全て無題にしてしまうことになります。

ここでおさるさんは、2度も「無駄」という単語を使い強調
しかも、人は損をすることを嫌うという「プロスペクト理論を合わせています。

S:Solution(解決策)

でも安心してください

今日の動画で皆さんが最初に学ぶべき英語を9割以上理解することができます
短期間で爆発的に英語が上達する人が出てくるかもしれません。

9割、爆発的という強調ワードを使って、解決策を提示。

T:Testimony(証明)

僕は日本から1歩も出ずに留学一切なしで・・・・と自身の実績紹介。

僕以外の主婦の方、50代主婦が約1年で英検1級合格、他にも、講座を取得した方の紹介と実績画像が続きます。

これでもかこれでもかと続く実績に、信頼性は爆上がりします。

O:Offer(提案)

「英語の基礎」を一番最初に僕が徹底的に教えているから

動画を見れば解決することを提案

R:Response(行動)

「映画やドラマを英語で観たい」「留学前に英語の基礎を押さえたい」「旅行前に英語を勉強しておきたい」「社会人になって英語を勉強したい」「英語学習の良いスタートを切りたい」

こんなふうに思っている方は、ぜひ最後まで見ていってください。

最後、欲求を引き出した上で、最後まで見てくださいと行動を促しています。

まとめ

今回は超最新動画を分析しましたが、他過去の動画でも同様に冒頭部分はPASTORフォーミュラを使っていて、そこまでの時間が4分でした。

冒頭4分でしっかりと情報を集約し、先を必ず読みたくなる仕組みを作る

このように、基本に忠実にPASTORフォーミュラを使っている結果、イングリッシュおさるさんの動画は最後まで視聴されて、再生数が伸びる要因の一つになっていると言えます。

イングリッシュおさるさんの動画はこの他にも、確実に視聴させるための仕掛けが多くあります。

次回以降は、テキスト効果的な入れ方や動画の表現方法などの、動画の仕掛けを分析していきます。

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