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【初心者必見】ChatGPTの回答精度を上げる方法:7R・シュンスケ式・深津式の紹介

こんにちは。

本日はこちらのWebサイトにお越しいただき、ありがとうございます。

このブログでは、日々ChatGPT(チャットGPT)をはじめとした、生成AIツールに触っている私が、初心者目線で便利だと思ったことを伝えています。

最近プロンプトが大事だなって思んだよね
ChatGPTってお喋りみたいに質問すればいいんでしょ?なんか面倒そうだけど?
それはそうなんだけど、適当に質問すると間違った回答や、ずれた回答になりやすいんだよね。
まあ、確かに・・・
こんな人に読んで欲しい記事です
  • プロンプトとはそもそも何かを知りたい
  • 主要なプロンプトを知りたい
    この記事では、以下のプロンプトについて紹介します。
  • 7Rプロンプト
  • シュンスケ式
  • 深津式

プロンプトとは

プロンプト(prompt)とは、AIモデルやプログラムに対して特定のタスクや質問に関する指示を与えるためのテキスト入力です。プロンプトは、AIが適切な応答を生成するためのコンテキストや背景情報を提供します。

プロンプトを使うことで、AIがユーザーの要求や問いに対して、適切な応答や結果を生成することができます。

プロンプトが必要な主な理由は2つあります。

1. ChatGPTに適切な指示を出すため

2. ChatGPTの出力を制御するため

反対に、プロンプトを使わなかった場合は、AIやプログラムは以下のような状況に陥ることが多いです:

1. 不明確な応答

•AIが何をすべきか明確でないため、生成される応答が不適切であったり、ユーザーの期待と外れていたりすることがあります。

2. 情報不足

•プロンプトがないと、AIはどのような情報が重要であるか理解できず、無関係な情報を提供する可能性があります。

3. タスクの失敗

•明確な指示がないため、AIがユーザーの望むタスクを正確に完了できない場合があります。

また、プロンプトは以下の2種類に分けることができます。

指示プロンプト(答えがある)

  • 要約
  • テキストを翻訳
  • 言語化して

質問プロンプト(答えがない)

  • 進めるコツを考えて
  • アイデアを出して
  • ⚫︎⚫︎⚫︎について高校生にもわかるように教えて

7Rプロンプト

7Rプロンプトとは、野口竜司氏が提唱したもので、ChatGPTなどの生成AIと効果的に対話するためのフレームワークです。以下の7つの要素から構成されています

7Rを使用することで、以下の期待ができます

  • 効果的なプロンプトの作成、より精度の高いアウトプットが出力できるようになる
  • 構造化することで、改良・改善点が容易になる

#request:あなたは{#role}です。(依頼)

次の{#rule}を必ず守り、{#regulation}に従って___をしてください

#role:(役割)

言語モデルの役割を明確にする
回答の方向性が変わってくる

あなたは栄養学の専門家です

#regulation:(形式)

言語モデルに期待する回答の形式を明確にする

  • 回答形式(リスト形式、段落形式)
  • 使用する言語スタイル(フォーマル・インフォーマル)
  • 要素(データ・引用・ビジュアル)

・多くの人がクリックしたくなるような魅力的なタイトルにしてください。
・文字数は25文字以上30文字以内でお願いします。
・この3つが大事!!

#rule:(ルール)回答に含めるべき情報や要素

言語モデルが遵守すべきルールを明確にする。

  • 避けるべき内容やアプローチ
  • 回答の範囲
  • 特定の基準や条件

・専門用語は使わず、リテラシーの低い人にもわかるタイトルにしてください。
・必要以上に過激なタイトルは使用しないでください。

#review&refine:(評価・改善)

言語モデルの回答を評価し、必要に応じて改善させます。

・あなたの回答を5段階評価して、改善点を挙げてください
・生成したタイトルに独自の基準点を設け、10点満点で評価してください。
・得点を挙げるために必要な要素を書き出してください。

#reference:(参照)

言語モデルが参照すべき知識や例を明確にします。

  • 参照すべき知識源やデータ
  • 関連する事例や事実
  • 回答に組み込むべき事例や情報
  • 参照資料の種類や範囲

#run scenario:(実行シナリオ)

言語モデルに対し、シナリオに沿った会話をさせることで、ステップ順に行動を進めることができます。

7R:マーケティング戦略プロンプト

Request(依頼): 「新しい製品のマーケティング戦略について提案してください。」

Role(役割): 「あなたはマーケティングコンサルタントです。」

Regulation(規制): 「箇条書きで、300文字以内で回答してください。」

Rule(ルール): 「具体的な戦略とその理由を説明してください。」

Review & Refine(評価・改善): 「出力が実用的かどうかを評価し、必要に応じて改善点をフィードバックしてください。」

Reference(参照): 「最近のマーケティングトレンドや成功事例を参考にしてください。」

Run Scenario(実行シナリオ): 「新しい健康食品の市場投入を考えている企業向けに提案を作成してください。」

シュンスケ式:ゴールシークプロンプトとは

 現在、私が師事しているハヤシシュンスケ氏が考案したプロンプトになります。

その分野について知識がない場合でも、精度の高い出力をChatGPTにさせることができるという利点があります。

AIに質問させることで、曖昧な目標から確定的な目標へと言い換えさせます。

  1. 段階的にゴールを明確化する
  2. AIに変数部分について質問させる(双方向の対話)
  3. 質問に回答することで目標を確定化
  4. 確定した目標に基づき、AIに成果物を生成させる

シュンスケ式:ブログ記事の執筆プロンプト

#命令: ブログ記事を書いてください。

#条件:

– タイトルは「[変数1]」
– ターゲットは「[変数2]」
– ジャンルは「[変数3]」

#手順:

1. 変数1~3について質問してください。質問に答えることで変数を確定します。 2. すべての変数が確定したら、条件に基づきブログ記事を生成してください。

このように、シュンスケ式プロンプトでは段階的な対話によってゴールを明確化し、AIに高品質な成果物の生成を促します。

実際に、シュンスケさんは講座でも、「Voice In」(ボイスイン)※を使って、ChatGPTと会話しながら進めていきます。

それ違う違う!!絶対絶対絶対!!!!とか、何度も繰り返すことで言い聞かせていたりしていて、「ChatGPTは友達」を実践した講義です。

拡張機能「Voice In」とは?
Google Chromeにて音声入力ができるようになる拡張機能。iPhoneのSiriのように会話をすることができるため、実際にChatGPTとも会話するように質問ができます。

拡張機能 Voice in はこちら

深津式

Note株式会社のCXO、深津貴之氏が考案しました。

深津式プロンプトは段階的な指示と具体例、双方向のやり取りによって、AIの出力精度を大幅に高める効果があります。明確な指示と制約条件の設定が可能なため、高品質な成果物を得やすくなります。

深津式プロンプトは、以下の4つの要素から構成されています。

  1. 対象の設定
  2. 条件の明示
  3. 構造の指定
  4. 言葉遣いの指定

このように、深津式プロンプトは段階的な指示と具体例、双方向のやり取りによってAIの出力精度を高める効果があり、様々な分野で活用が可能です。

▼役割が明確じゃない場合の回答

▼立場などの条件や、制約条件を入力した場合の回答

このように、立場などの条件や、制約条件を入力することで、出力される情報が大きく異なってきます。

深津式:ブログ記事の執筆プロンプト

#命令:
あなたはプロのコンテンツライターです。以下の条件でブログ記事を書いてください。

#条件:
– トピック: 健康的な生活習慣
– ターゲット読者層: 20~30代の社会人
– 文字数: 800字程度
– キーワードを3つ以上含める(例: 運動、食生活、ストレス管理)

#制約条件:
– 分かりやすい言葉遣いを心がける
– 具体的なTipsを3つ以上提示する
– 信頼できる情報源に基づく

#記事

“””

まとめ

プロンプトには以下のような主な利点があります。

  • AIへの指示を明確化できる
  • AIの出力をコントロールできる
  • 複雑なタスクを分解できる
  • 双方向のやり取りが可能
  • 汎用性が高い

プロンプトは、適切に設計・活用することで、AIの出力精度を大幅に高めることができ、段階的な指示や具体例、双方向のやり取りによって、AIの能力を最大限に引き出すことができます。

シュンスケさんは、毎回使う必要はなく、自分専用のドラえもんのように話しかけて相談すればいいとおっしゃっています。日々話しかけていると、ChatGPTも自分のことを学習してくれるので(メモリ機能)それだけでも精度が上がってきますよ。

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